【安くなる塗料の選び方?】ー塗料の種類と塗布量と金額の関係性ー|[川崎市]外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 リベラルペイント
こんにちは!
リベラルペイントの甲斐です!
塗料を選ぶとき、機能や効果などいろいろなものを見比べて選びますよね。
当然、塗料もピンキリですのでいろいろなものがあります。
この塗料の金額ですが、実は塗布量や耐久年数によっても合計金額は変わってくるのです。
1回の金額はこちらの塗料の方が安いけど、
長い目で見るとこっちの塗料の方が安かった!
という場合もあります。
今回はどういう風に塗料を選ぶのか、
長い目で見たときの金額の差についてご説明させていただきます。
┃塗布量とは
まず塗布量についてご説明します。
塗布量とは、塗料1㎏や、塗料1缶でどれぐらいの範囲を塗れるのかという数値のことになります。
どれぐらい塗れるのかは各メーカーごとに決められており、
ホームページやカタログに載っていることも多いです。
もしこの塗布量を守らなかった場合、塗料の効果が発揮できなくなります。
塗ったすぐあとは綺麗に見えるかもしれませんが、
少したってからひび割れやはがれなどが発生し施工不良が起こってしまうのです。
同じメーカーの塗料だとしても種類によって塗布量が変わることもあります。
その塗布量を職人さんは守り、塗装していくのです。
┃塗布量と金額
塗料は1缶が約15㎏のことが多いです。
しかし、同じ15㎏でも塗布量が違うと必要な金額も変わってきます。
効果や耐久年数が違う場合、金額の見方も変わってきます。
この塗布量と金額の関係性を効果や耐久年数などの条件もいれつつ見ていきましょう。
まず、以下のような塗料があったとします。
今回はこちらの3種類の塗料があると仮定して計算していきます。
【塗料A】
1缶の金額:10,000円
1缶で塗れる㎡数:100㎡
【塗料B】
1缶の金額:10,000円
1缶で塗れる㎡数:60㎡
【塗料C】
1缶の金額:10,000円
1缶で塗れる㎡数:30㎡
①効果も耐久年数もすべて同じの場合
外壁の塗装面積を70㎡とすると必要な缶数は以下になります。
塗料A:1缶 合計10,000円
塗料B:約1.2缶 合計20,000円
塗料C:約2.3缶 合計30,000円
効果、耐久年数がまったく同じの塗料だとしても、
塗れる㎡数によってこんなに金額が変わってきます。
同じ機能、同じ耐久年数であるならば塗料Aを使用した方がお得です。
②効果が違う場合
外壁の塗装面積は70㎡
【塗料A】
1缶の金額:10,000円
1缶で塗れる㎡数:100㎡
効果:防汚性
【塗料B】
1缶の金額:10,000円
1缶で塗れる㎡数:60㎡
効果:防汚性、防カビ性
【塗料C】
1缶の金額:10,000円
1缶で塗れる㎡数:30㎡
効果:防汚性、防カビ性、遮熱
今度は塗れる面積+塗料の効果が違う場合です。
必要缶数、金額は変わりませんが金額が高い塗料ほど
いろいろな効果がついている形になります。
そのため、安さを優先させるのか、効果を優先させるのかによって選ぶ塗料が変わります。
もし、塗料Aと塗料Cの効果が逆である場合はもちろん塗料Aを選んだほうがお得です。
塗料Bと塗料Cの効果が逆であるとして3つの中から選ぶとするならば、
AとBで金額はそれほど変わらないため、塗料Bを選んだ方がお得と思う人もいると思います。
このように塗れる㎡数と効果が違う場合は、自分が何を優先させたいかを考えて塗料を選びましょう。
②耐久年数が違う場合
外壁の塗装面積は70㎡
【塗料A】
1缶の金額:10,000円
1缶で塗れる㎡数:100㎡
耐久年数:10年
【塗料B】
1缶の金額:10,000円
1缶で塗れる㎡数:60㎡
耐久年数:20年
【塗料C】
1缶の金額:10,000円
1缶で塗れる㎡数:30㎡
耐久年数:30年
今度は塗り面積と耐久年数が違う場合です。
効果はすべて同じとします。
30年という期間で見た場合、耐久年数で見ると塗装の必要回数は以下になります。
塗料A:耐久年数10年→3回塗装
塗料B:耐久年数20年→1.5回塗装
塗料C:耐久年数30年→1回塗装
これらも踏まえたうえで30年の間に必要な塗料缶の金額は以下になります。
塗料A:1缶必要 合計10,000円×3回塗装=30,000円
塗料B:約1.2缶必要 合計20,000円×1.5回塗装=30,000円
塗料C:約2.3缶必要 合計30,000円×1回塗装=30,000円
金額は一緒になりました。
しかし、塗装に必要なのは塗料缶の値段だけでなく、足場や人件費も必要になってきます。
仮に1回の塗装に足場や人件費などの工事代があわせて100万円かかる(塗料代はのぞく)としましょう。
まず1回の塗装で必要な金額は以下の通りになります。
塗料A:工事代100万円+塗料代1万=101万円
塗料B:工事代100万円+塗料代2万=102万円
塗料C:工事代100万円+塗料代3万=103万円
次に、30年で見た場合の必要な合計金額は以下となります。
塗料A:101万円×3回塗装=303万円
塗料B:102万円×1.5回塗装=153万円
塗料C:103万円×1回塗装=103万円
こう見ると塗料の金額は同じ3万円と一緒でも、
耐久年数の高い塗料Cを選んだほうが長い目で見ると金額はお得になります。
┃まとめ
今回は塗布量とそれによる金額の違いについてお話させていただきました。
同じ効果、耐久年数の塗料でも1缶で塗れる面積が違うと、
必要な缶数が違うため、金額もかわります。
そこに塗料の効果や耐久年数も加わると、
自分が何を優先させたいか、長い目で見るとどれが安くなるのかなどで
選ぶべき塗料が変わってきます。
金額だけで選んでしまうと、長い目で見たときに高くついてしまったり、
この効果がついているのであれば塗れる面積が少なくても、
この塗料を選んでおけばよかったと思ったりすることになるかもしれません。
ひとつの面だけを見るのではなく、いろいろな面から見て塗料を選ぶようにしましょう!
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!
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