【艶なし塗料が艶あり塗料より汚れやすい理由】|[川崎市]外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 リベラルペイント
2023.12.01 (Fri) 更新
こんにちは!
リベラルペイントの甲斐です!
外壁塗装をする際、何色にするのかということのほかに、
艶をどうするかも決めないといけません。
艶には半艶や3分艶、艶なしなどいろいろな度合いがあります。
確かに艶ありにくらべると艶がない方がよごれやすいですが、
好みの部分もありますよね。
今回はなぜ艶なしの方が汚れやすいのか、
どう選べばいいのかをご説明させていただきます。
以前のブログで艶の種類についてもご説明させていただいておりますので、
ぜひそちらのブログもご覧ください!
↓↓艶について↓↓
【外壁塗装】艶のありなしのメリット・デメリット ~艶のありとなし、何が違う?~
┃艶の基本的なお話
まず、屋根や外壁塗装に使われる塗料は、
艶ありをベースにしてつくられる場合が多いです。
そこから、艶調整剤という添加剤をまぜて艶を調節し、
3分艶や艶なしをつくっています。
┃艶調整はどのようにしておこなわれるのか
塗料に艶調整剤をいれると塗料中に分散され、
塗膜表面に細かな凹凸ができます。
この凹凸に太陽光が乱反射することによって艶が消えたように見えるのです。
┃艶調整をおこなうと
塗料は主に以下の4つの成分で構成されています。
・樹脂(シリコンやフッ素などの主成分)
・溶媒(有機溶剤や水)
・顔料(色をつける成分など)
・添加剤やその他成分(防カビ材や粘着剤など)
この中には「汚れに強い」「遮熱」などの効果を発揮させるためのものも入っています。
塗料を作る際に入れられる全体の容量が100だとします。
そのうえでAという塗料をつくるのに必要なものが
樹脂:50
溶媒:25
顔料:15
添加剤、その他成分:10
だとします。
これはまだ艶ありの状態ですが、
すでに容量いっぱいの成分が入っています。
ここに艶消しの調整剤を入れようとすると、
今入っているものをけずって調整剤を入れる空きをつくらなければいけません。
しかし、今入っているものをけずるということは、
塗料の効果となるものもけずってしまいますので、
どうしても耐候性が落ちてしまうのです。
また、艶調整剤は細かい凹凸をつくって艶なしに見せているのですが、
凹凸がつくということはそこに汚れがつきやすくなります。
艶ありですと表面がつるつるしているため汚れがつきづらいです。
そのため、艶ありの方が汚れづらいのです。
┃艶なしのメリット
上記の内容を見ると艶あり以外なにもメリットがないなというように感じてしまうかと思います。
しかし、見た目や好みはどうでしょうか。
つやつやした見た目は嫌だなという方もいらっしゃいますし、
艶ありのみだった場合、和風の家なのにつやつやしているということになってしまいます。
また、艶なしにすることでマットな感じになり、
落ち着いた印象の家にすることもできます。
そのため、艶はご自身の好みで選んでいただいて構いません。
汚れにくさにこだわりたい方は艶あり、
見た目や好みで選びたい方は艶なし、
という感じでまったく問題はありません。
1回塗装すると大体10年は同じ見た目になります。
(経年劣化の症状はのぞく)
つやつやは嫌だったけど艶ありをすすめられたから、
という理由で塗装すると、
あとからやっぱりこの見た目は嫌だなーと不満がうまれてしまいます。
この塗料が良い、
この工事内容が良い、
などいろいろありますが、最終的に決めるのはお客様です。
確かに会社から見てのおすすめもありますが、
お客様の好みもありますので、
後悔しない艶を選びましょう!
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!
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