【屋根カバー工法ってなに?】詳しくご説明いたします!|[川崎市]外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 リベラルペイント
2021.11.14 (Sun) 更新
こんにちは!
リベラルペイントの栗田です!
本日は、屋根のリフォーム時によく耳にする【カバー工法】についてお話いたします!
どんな施工なのか、メリット・デメリットについても一緒に確認していきましょう!
-目次-
1.カバー工法とは?
2.カバー工法のメリットは?
3.カバー工法のデメリット?
4.カバー工法の工事の流れ
5.カバー工法ができない場合も…
6.カバー工夫が可能な屋根とは?
7.最後に。。。
カバー工法とは、現在の古い屋根の上に防水シートを貼り、新しい屋根と被せる工事のことを言います。
そのため、屋根を重ねることから「重ね葺き」とも呼ばれています。
屋根カバー工法を行う目的は、防水機能を一新する事が挙げられます。
カバー工法は、雨漏りから家を守るための重要なリフォームの一つです。
主に施工されている工事内容は、住宅屋根のスレート上に、軽量な金属屋根を被せる工事を採用しています。
このようにカバー工法は、被せる作業なので、解体工事が不要なのです!
そのため、解体に掛かるコストをかけずにリフォームできる点が注目されています!
カバー工法は、今ある屋根の上に新しい屋根を重ねる方法です。
解体工事を必要とせず、廃材がほとんど出ません。
それにより、様々なメリットが挙げられます!
■メリット1:費用が安い
カバー工法は、解体工事をほとんど行わず廃材がほぼ出ないため、安い費用で行うことができます。
解体工事や廃材処理を行う人件費がかからないため、工賃を抑えられるのです!
コストがかかる点を挙げるのであれば、主に屋根の棟板金の解体費と、廃材処理費です。
同じ屋根のリフォームを目的とする屋根の葺き替え工事と比較すると、
格段に安い費用で行うことができます!
■メリット2:工事が短期間
屋根材を撤去しないため、解体工事を要さないカバー工夫法は、一般的に5~14日以内に施工できるケースが多いです。
またごく短期間で完了するため生活面において負担がかかりにくい点が大きなメリットと言えます!
ここまで、カバー工法のメリットをあげましたが、残念ながらデメリットも存在します。。
以下にてご紹介いたします!
■デメリット1:瓦屋根は向いていない
カバー工法は平らな屋根材を被せて固定します。
そのため、波上の瓦屋根に設置するのは難しいとされているのです。。。
リフォームを希望する場合は、カバー工法よりも、葺き替え工事をおすすめする事がほとんどです。
また瓦屋根は、もともと重く厚みがあります。
そこへさらに屋根材を重ね荷重をかけるカバー工法は耐震性の低下の恐れがあるため向いておりません。
■デメリット2:屋根が重くなり耐震性に影響が、、、
カバー工法は、既存の屋根に新しい屋根材を重ねるため、屋根の重さが増加してしまいます。
それに伴い、耐震性が低下してしまう可能性が考えられます。
とはいえ、軽量な金属材を使用してカバー工法でリフォームした場合の総重量は、およそ1㎡あたり25kgです。
この数字は、重量のある日本瓦の住宅よりも軽量なのです。
基本的にカバー工法後の耐震性は多くの住宅において、問題が無いとされています。
カバー工法における耐震性の低下に関して心配があれば、ぜひ一度相談ください!
ここでは、実際にどのような工事が行われているのかをお話いたします!
カバー工法の工事工程です!
まず、既存の屋根にある不要な棟板金を撤去します。
カバー工法で出る廃材は、この工程で出るもののみです!
そのため、解体費・廃材処理費を抑えることができるのです!
撤去が完了したら、防水シートを設置します。
その上から新しい屋根材を被せ、貫板を設置します。
貫板は、雨水の侵入を防ぐ効果が高いプラスチック樹脂製のものを選びます。
強力なビスを使用して、棟板金を固定します。
最後に屋根材の隙間から水が浸入しないようコーキング処理を行い、工事終了です。
このように、屋根のリフォームと言っても作業工程が少ないため、生活に大きな支障が出ることも少ないのです!
カバー工法のデメリットとして触れましたが、屋根の種類によって工事ができない場合もあります。
ここでは、カバー工法を採用できない屋根を詳しくお話いたします。
■瓦屋根
カバー工法は、平らな屋根に工事が可能です。
例えば、日本家屋などでよくみられる瓦屋根と言えば、波がたっている形状です。
そのためカバー工法も条件に合わず工事が行えません。。
また、もともと重量のある瓦屋根に新しい屋根材を付加するカバー工法は、耐震面などのことから適していないの夫おです。。
■トタン屋根
特に、古いトタン屋根で下地が傷んでいる場合は工事が行えません。。
しかし、劣化や傷みがなければ、トタン屋根にカバー工法を行える可能性もあります。
トタン屋根のリフォームを検討している方は、専門の業者さんへ相談してみましょう!!
■コロニアル屋根
トタン屋根と同様、コロニアル屋根の中でも著しく劣化や傷んでいるものはカバー工法を用いた工事ができません、、
蓄年数が経過している屋根や雨漏りを引き起こしている屋根は、下地が傷んでいると考えられます。
そのため他のリフォーム方法を進められることが多いようです。。!
■スレート
板状の素材を貼り付けた屋根材。
天然岩を使用したものや人口スレートと呼ばれるセメントのタイプもあります。
軽量で軽いため、耐震性も高く、屋根材として多くの建物で使用されています。
■トタン
比較的安価な金属の屋根材です。
雨漏りしにくく、軽量で耐震性に優れています。
しかしながら、錆びやすく、耐久性が低いため最近ではあまり使用されません。
比較的築年数が経過している建物で使われています。
■ガルバリウム銅板
錆びにくいと評判の金属製の屋根材です。
そのため利用する方が年々増えています。
耐久性のある金属屋根に、錆びを防ぐ効果が期待できるアルミ亜鉛合金を塗布しています。
一般的には25年~30年ほどの耐久性があると言われています。
ここまでカバー工法についてお話してまいりました!
カバー工法は施工期間が短く、コストを抑えて屋根のリフォームが可能です。
さらに30年ほどの耐久性も期待できるところもメリットです!
屋根の劣化が進行しているとカバー工法でのリフォームが難しくなるため、
気になっている方はぜひ!外壁塗装と一緒に屋根のリフォームも行うのをおすすめいたします!
お気軽にお問い合わせください!
本日もお読みいただきありがとうございました!