【屋根塗装の必要性とポイントについて】~スレート屋根材編その2~
こんにちは!
リベラルペイントです!
本日は昨日お話しいたしました、スレート屋根塗装について~その2~を
更新いたします!
昨日の更新では、スレート屋根の塗装のタイミングは新築から10年前後を目安とすると、お話しさせていただきました。
その点についてやスレート屋根材について、もっと詳しくお話いたします!
|スレート屋根の塗装は、美観だけではなく【防水性】を回復させるのが本来の目的
塗装の本来の目的は、防水性を回復させることによって、耐蝕(たいしょく)性を高めるものです。
金属に直接塗装することで、水と直接触れることがなくなりますので、錆びにくくなります。
スレート屋根材も同様です。
雨水に直接触れることがなければ、吸水も起こりません。
吸水が無ければ、吸水による【膨張】、水分が乾燥する際の【収縮】も起こりません。
建材には、膨張や収縮は多大なストレスであり、変形や欠け、割れなどの発生につながります。
↓リベラルペイント店舗内にもこのようなポップが張られております!
|防水性が高くなれば、凍害の影響も受けにくい!
水が液体から氷の固体になると、体積が約9%程度膨張します。
その膨張力は約2,000気圧に相当し、1㎡あたり約2tです!
こうなってしまいますとどんなものでも簡単に壊れてしまいます…
凍害は、寒冷地域だけのものではなく、霜や氷が張る地域ならば、どこでも起こりえる現象です。
特別に温暖な地域ではない限り、冬の屋根には霜や雪の影響はあります。
スレート屋根に水分を吸収させないためにも、屋根塗装で防水性を高めなくてはいけません。
|スレート屋根の最適な塗装時期は??
スレート屋根の塗装の目安は、先ほどもお伝えしたように
【新築後、10年が目安】となっております。
早めのメンテナンスも、もちろん問題はございません!
逆に万が一最適な塗装時期を逃してしまった場合についてもお話しいたします。
|最適な塗装時期を逃してしまった場合は、どうするべきか??
これについては、、できるだけ早く塗装してあげましょう!!!
防水性が低下するという事はそれだけ屋根の寿命を縮めていることになります。
スレートはこれまでかなりの量が流通しておりますので、塗料も数多くのものが出ております。
ダメージをかなり受けたスレートを保護し、強化する下塗り材も各メーカーより販売されております!
|スレート屋根の種類と特徴・成分について
スレートとは本来、天然の粘板岩(ねんばんがん)を薄く切りだして成型したものでしたが、
現在では工場で製造・加工されたものがそう呼ばれるようになりました。
昔は【天然スレート】【人造スレート】を区別されていましたが、いつのまにかそれが無くなり、スレートといえば
工場で製造・加工されたものを指すようになりました。
スレートの厚みは、約5~6㎜程度と薄く、セメントに繊維を混ぜ合わせ、成型したものです。
セメントに防水性は無いため、工場で塗装されてから出荷されます。
スレート屋根に塗装をする、という事は工場出荷時に状態を少しでも近付けるという観点からも、必要な工程となってまいります。
*スレートの他に、カラーベストや、コロニアルと呼ばれる理由は、その二つがっ商品名として使われていたからです。!呼ばれ方が違っても、厚さや主成分はほとんど同じになります。
本日は【スレート屋根材】についてお話いたしました!
スレートの屋根は、奥が深く、、まだまだ更新したい内容がたくさんございます。。。!
また次回の更新にてお伝えさせていただきます!!!!
次回は、スレート屋根塗装の、工事の流れについてです!
お読みいただきありがとうございます!!!