塗料メーカーが業者を審査する！【認定施工店とは？】｜［川崎市］外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 リベラルペイント
こんにちは！
リベラルペイントの甲斐です！
前回のブログで「塗装業者によって取り扱いができない塗料がある」
ということをご説明させていただきました。
↓↓前回のブログはこちら↓↓
今回はその中にでてきた「認定施工店」について詳しくお話させていただきます。
前回のブログでご説明させていただいた通り、「認定施工店」とは、
塗料メーカーが設定した独自の審査や技術講習を受講した塗装店しか買うことができない塗料を扱う塗装店のことになります。
近年、認定施工店の制度を導入する塗料メーカーはだんだん増えてきています。
なぜ増えているのか、認定施工店であるうえでのメリットなどご説明させていただきます。
| なぜ認定施工店ができたのか |
前回ご説明させていただいた通り、塗料メーカーは塗料販売店を仲介して
塗装業者に塗料を販売していくことが多くありました。
ですが、塗装販売店の多くがどこかの塗料メーカーの正規販売店に属しており、
どうしても販売店が売りたい塗料、売りたくない塗料がでてきてしまい、
その意向に左右されてしまうのです。
また、販売店経由で販売すると、塗料の知識や施工技術が足りない業者でも仕入れることができてしまうため、
せっかく品質の高い塗料を作っても本来の性能を発揮できない可能性があります。
もしそのせいで施工不良が起こった場合、メーカーは塗装業者がどのように施工をしたのか
すべてを把握できるわけではないため、塗料に問題があったのか施工の仕方が問題だったのか
判断をしづらくなってしまいます。
そうなると、施工に問題があったとしても、メーカーや塗料の評判が下がってしまうかもしれないのです。
こういった背景があり、「認定施工店」という制度が誕生しました。
| 認定施工店であるうえのメリット |
これはメーカーや業者だけでなく、お客様にもメリットがあります。
┃メーカーのメリット
塗料メーカーのメリットは、先ほどお話したとおり塗料の評判が落ちないという点です。
認定施工店制度によって業者を審査することで、悪徳業者を排除できますし、
塗料を扱ううえでの技術を伝えることによって塗料の性能が十分に発揮できる扱い方を
きちんと守ってもらうことができます。
┃業者のメリット
認定施工店であるということは信頼できる証でもあるので、
お客様に安心して選んでいただくひとつのポイントになります。
また、高品質な塗料を扱えるのでそこもメリットのひとつだと言えます。
┃お客様のメリット
塗料メーカーの審査をクリアするということは、
きちんと塗料の塗布量や乾燥時間を守り、知識が十分にある業者だと言えます。
そのため、手抜き工事かどうかの心配が少なくなり、施工不良のリスクも減らすことができます。
また、施工不良のリスクが少ないということはもし施工後に問題があった場合、
塗料に問題がある可能性もでてきます。
信頼のある業者であるからこそメーカーが塗料に保証をつけている場合もあるので、
施工後に不具合がでて、塗料が問題だったときはその保証を使って補修してもらうことができます。
（※すべてのメーカーが保証をつけているわけではありません。）
| 注意点 |
「認定施工店」だからといって安心しすぎるのはやめておきましょう。
審査の基準は塗料メーカーによって異なるので、厳しいところもあれば甘いところもあります。
しっかりとお見積書の内容なども見るようにしていきましょう。
また、認定されたところしか使えないからと思って「オリジナル塗料」も同じかと
思う方もいるかもしれませんが、これは違います。
「オリジナル塗料」は塗装業者やその関連会社が製造した塗料になりますので、
自分の会社か系列の会社でしか使われません。
そのため審査があるわけではないので、「認定施工店」とは別でお考え下さい。
| 最後に |
「認定施工店」について今回はご説明させていただきました。
業者を選ぶ際のポイントのひとつになると思いますので、ぜひそういったところもチェックしてみてください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました！
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