【外壁・屋根塗装に用いられる塗料の種類と特徴・選び方について!】|[川崎市]外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 リベラルペイント
こんにちは!
リベラルペイントの栗田です!
本日は、外壁塗装・屋根塗装に使用されている
塗料の種類と特徴について、確認してまいりたいと思います!
塗料には成分の違いによって様々な種類があり、タイプも豊富にそろっています。
外壁塗装をする際には、ご自宅の外壁に最適な塗料を選ぶということがとても重要となるのです!!
ご自宅の塗装を検討中の方は、ぴったりの塗料が選べるようにぜひチェックしてみてください!
-目次-
まずはじめに、塗料の成分やタイプについてお話しいたします。
塗料は、主に顔料・樹脂・添加剤の成分で構造されています。
それぞれの成分の特徴は下記の通りです!
【顔料】
塗料の色や、光沢の調整、防錆などの機能を与える目的で配合されます。
【樹脂】
樹脂は”塗膜”となって固まり、塗装面を保護する役割があります。
配合する樹脂によって耐候性・耐水性などの機能が変わってきます。
【添加剤】
塗料を塗りやすくしたり、乾燥を早めたりするなど、性能を高めるために配合される成分です。
配合する成分によって、役割が異なり、添加剤を含まない塗料もあります!
塗料は、”希釈する溶剤”の種類によって、水性塗料・油性(溶剤系)塗料に分けられます。
それぞれの違いを見てみましょう!
【水性塗料】
水性塗料は水で希釈するもので、塗料の水分が蒸発し、塗膜を形成します。
臭いが少ないので、塗装工事で臭いが広がらないメリットがあります!
また室内の塗装にも適していて、環境や人への被害が少ない塗料です。
耐候性などは比較的低い傾向がありますが、
技術革新により性能が高い水性塗料が増えてきています!
【油性塗料】
油性塗料は、シンナーで希釈するもので、有機溶剤が発揮して塗膜を形成します。
臭いが強いため、室内での使用には向いておらず、危険性が高いため保管する際には注意が必要です。。!
水性塗料よりも価格は高い傾向がありますが、一般的には水性塗料よりも
耐久性・防汚性が高いと言われております。
塗料は、1液型タイプと2液型タイプがあり、それぞれに違いがあります!
【1液型タイプ】
塗料缶を開けて、そのまま使えるタイプです。
水やシンナーで希釈して塗装します。
比較的価格が安く、作業性に優れているいるのがメリットです。
【2液型タイプ】
塗料缶が、主材(塗料)と、硬化剤の、2種類に分かれているタイプです。
作業前に主材と硬化剤を混ぜ、さらに水やシンナーで希釈して塗装します。
作り置きができず、作業に手間はかかりますが、強固な塗膜を作ることがでるので、
耐久性が高いのが2液タイプのメリットです!!
外壁に使用する塗料には、大きく分けて4つのグレードがあります。
種類別に特徴を見てみましょう!
アクリル系塗料は、アクリル樹脂が含まれています。
安価な塗料ですが、耐侯性が低く、汚れやすい特徴があります。。
耐用年数は、5~8年程度と低いため、定期的に塗替えを楽しみたい場合に向いています。
ウレタン系塗料は、ウレタン樹脂を含んだ塗料で、耐用年数は8~10年程度となります。
密着性に優れていることから、雨どいなどの付帯部や木部の塗装に向いています。
シリコン系塗料は、アクリルシリコン樹脂を含んだ塗料です。
アクリル系塗料や、ウレタン系塗料よりも価格は高いですが、
耐用年数は10~12年程度となり、機能とのバランスがいい事から、外壁塗装に用いられる塗料として
人気があります。
フッ素系塗料は、フッ素樹脂を含んだ塗料で、耐久性・耐候性に優れた塗料です。
耐用年数は12~15年と長く、他の塗料と比べて高価ですが、長期的に外壁を保護してくれます。
塗料には付加機能を加えた塗料も揃っています。
代表的な塗料の種類と特徴を確認してみましょう!
遮熱塗料は、太陽光の反射率を上げて、塗装面の温度上昇を抑える効果があります!
塗装すると、遮熱効果によって”省エネ”や”節電対策”に活用できます!
熱の影響を受けにくくするため、塗装した屋根材や外壁材の寿命を長くする効果も期待できます!!
ただし、冬は住宅の温度を低下させてしまうので、寒さが厳しい地域には向いていない塗料です。
ラジカル塗料は、ラジカル制御型の酸化チタンを配合した塗料で、
チョーキング現象(塗装面に粉状のものが付着する劣化現象)を抑えられます。
そのことから、耐候性を高めることにもつながります。
ラジカル塗料は新しいタイプの塗料のため、商品や実績が少ないので、使用したい場合はご相談ください!
防水性が高い塗料は、一般的な塗膜よりも弾力性に優れ、
防水機能が高い”弾性タイプ”の塗料のことを言います。
外壁にひび割れが起きた場合に、伸縮性のある塗膜でカバーするので、
水の侵入を防ぐ効果が期待できます。
一般住宅の塗装では、「単層弾性仕上げ」という仕上げ方法で施工されるのが一般的です。
※「単層弾性仕上げとは、3回塗りで、下塗りにシーラーを塗り、中塗り・上塗りで弾性塗料を塗布します。
上塗りで弾性塗料を2回塗ることで、塗膜に厚みを付けて、ひびへの追従性を高めることにより、
防水性を持たせるといった工法です。
無機塗料は、セラミックやケイ素など、”無機物”を配合した塗料です。
低汚染性・不燃性・耐候性に優れ、
耐用年数は15年以上と長期的に外壁を保護します!
メリットの多い塗料ですが、他の塗料よりも材料費が高く、硬度があるのでひび割れが起きやすいという特徴もあります。。
光触媒塗料は、二酸化チタンが含まれている塗料です。
紫外線を浴びることで、埃などの吸着を抑え、汚れを分解して塗膜に汚れが付きにくくなります。
また、カビや藻が生えにくく、空気中の汚染物質を浄化する作用も期待できるのです!!!
塗装費用がかかり、下地によっては塗装できない場合もありますので、確認が必要になります。!
住宅の外壁塗装に使用する塗料を選ぶポイントを見ていきましょう!
[1] 予算・耐久性で選ぶ
塗料は、商品によって価格や耐久性が異なります。
安い塗料を選んでも、耐久性が低いものは塗替えサイクルが短くなってしまうため、
長期的にみるとメンテナンス費用がかさんでしまうケースもあります。。。
塗装リフォームにかける予算や、塗料の性能を考えながら、適切な塗料を選ぶことが大切です。
[2] 家に合った色で選ぶ
塗装リフォームは、外壁の色を変えて、見栄えを良くしたいという場合もございます。
使用する塗料によって、カラーバリエーションが異なりますので、色見本やから-シミュレーションをして
ご自身のイメージに合う色を選びましょう!
[3]用途(塗装場所)・機能性で選ぶ
遮熱や防水、光媒体など、機能性の違う塗料が沢山あります。
塗料を選ぶ際には、住宅環境や、自宅の悩みに合った性能の塗料を選ぶことが大切です!
また、雨どい・鉄部・木部など、塗装箇所によって適切な塗料を使用する必要がありますので、
下地との相性が合った塗料を塗ってあげることが大切となります!
塗料を選ぶ際、性能や、塗装面の材質と合う塗料なのか、など、不安や不明点が沢山出てくると思います。。
リベラルペイントでは、お問い合わせ頂いたお客様へ塗料のご提案はもちろん
お見積書作成の際は、外壁材に合った下塗り塗料、上塗塗料を選定して作成させていただいております!
お気軽にご相談いただけたらと思います!!!!!
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!
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