【ベランダとバルコニーって塗装・補修が必要?】~大切な防水のお話~|[川崎市]外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 リベラルペイント
こんにちは!
リベラルペイントの栗田です!
本日は、ベランダとバルコニーの塗装・補修の必要性についてご紹介いたします!
ベランダ・バルコニーについてもお家の外壁同様、定期的なメンテンナンスが必要な箇所になります。
雨漏りが起きる可能性があり、実はお家で起きる雨漏りトラブルの中でも特に発生しやすい場所なのです。
ベランダとバルコニーのメンテナンス方法についてご確認してまいります!
-目次-
6、最後に…
お家のベランダやバルコニーは、築10年以上経っている場合、
ひび割れや剥がれが発生しているかもしれません。。。!
特に困ったことは起きていないから、、とそのままにしていると、
ベランダの雨漏りにつながる恐れがあるのです。
放置し続けると、大規模な工事が必要になる場合もあるため、
ベランダ・バルコニーに起きている状況を確認しながらどんな対処方法があるのか
下記で確認してみましょう!
【ひび割れ】
防水塗装は、お家を建ててから10年以上経つと、自然に劣化症状が表れるようになり、その一つがひび割れです。
ベランダやバルコニーの防水塗装は、防水層という層によって、下地へ水分が行きわたらないようにしておりますが、
防水層を保護するための「トップコート」という塗装にひびが入ってしまうと、隙間から雨水が侵入して、
ベランダの下から雨漏りしてしまうのです。
トップオートのみひび割れが起きている場合は、新しくトップコートを塗り直すことで、補修ができますが、
ベランダやバルコニーが全体的に劣化していれば、防水層から補修をする必要があります。
【塗装の剥がれ】
ベランダやバルコニーの塗装が剥がれてきているのは、防水層の一番表面となるトップコートが劣化して、機能を失ってしまっているということです。
塗装が剥がれると、防水層の内部がむき出しになり、雨水が浸透しやすくなってしまうため、
早めに工事をしなければ、雨漏りにつながる可能性が高いです。
トップコートのみ剥がれていて、全体的な痛みが少ない場合は、トップコートを再度塗り直すことで補修できますが、
全体の劣化具合を業者さんにきちんと見てもらうようすることが大切です!
【水たまり】
ベランダやバルコニーにできる水たまりは、勾配(こうばい)と呼ばれる傾斜が適切な状態になっていないということ。
一見するとベランダやバルコニーの床は水平に見えますが、
排水溝に水が流れるよう、少し勾配が付けられています。
しかし、もともとベランダやバルコニーに施工不良があった可能性もあり、
過去に防水塗装を行っているのであれば、防水塗装をした業者が、適切な勾配を付けずに工事をしてしまった可能性があります。
適切な勾配になっていない場合は、トップコートの再塗装だけで対処できていないことがあり、
トップコートの下に作られている防水層や下地から、工事を行う必要が出てくる可能性も。。。
また、排水溝の詰まりが原因で、水が流れず詰まってしまっている場合もあるため、
原因を突き止めて対処すれば、防水塗装をする必要が無い場合もあります!!
≪ベランダ・バルコニー・テラスの違いは??≫
・ベランダ → 2階以上 →屋根や軒、庇(ひさし)がある
・バルコニー → 2階以上 →屋根などが付いていない
・テラス → 1階 →掃き出し窓から外へ続く
ベランダには、上部に屋根や軒、庇(ひさし)といった、雨・日光などを防ぐものが付いていますが、
ベランダに似ているバルコニーには、これらが付いていない事がほとんどです。
テラスは1階の掃き出し窓から外に続くスペースを指すことが多く、
屋根の有無は様々ですが、2階以上にある場合も、広さがあればテラスと呼ばれることもあります。
お家を守るためのメンテナンスには、ベランダやバルコニーの防水塗装以外にも、外壁塗装や屋根塗装があり、
どちらもお家の中へ雨水が侵入しないようにするための、大切な工事です。
しかし、外壁塗装や屋根塗装と、防水塗装では、工事の内容が少し変わります。
防水塗装とはいったいどんな工事なのか、一緒に確認してみましょう!
お家の外壁は地面に対して垂直にあるため、雨水が当たってもそのまま地面へ流れ落ち、
屋根も傾斜が付けられているため、雨をうけてもすぐに雨樋へ落ちて、地面へ雨水が流れていくもの。
対して、ベランダやバルコニーは、洗濯物を干したり、ちょっとしたガーデニングや家庭菜園など、
私たちが問題なく立っていられるくらい、床が平坦ですよね。
雨が降った時に、雨水が溜まらないよう、排水口に向けて少し傾斜がかけられているため、
正確には平坦ではありませんが、屋根や外壁のように、すぐに地上へ流れ落ちにくい造りとなっております。
そのため、外壁や屋根と同じ塗料では、ベランダやバルコニーでの防水機能を果たすことができず、
塗装の上を歩いたりするため、防水専用の塗装をしなければ、すぐに傷んでしまうのです。
≪防水塗装中の室外機はどうするの?≫
ベランダやバルコニーには、エアコンの室外機が設置されている事が多いので、
塗装業者さんによって、対応方法は変わりますが、少し浮かせた状態の室外機をベランダの手すりなどにロープで固定しておくことが多いです!
他にも、細い鉄の棒でできた台座に乗せておく方法あり、台座の足が細く、床に触れる面積が最小限で済むため、
全体の防水塗装が終わった後、設置部分の補修がしやすくなります。
防水塗装の施工方法にはいくつかあり、一般的に下記の4種類が使われます。
・ウレタン防水
・FRP防水
・シート防水
・アスファルト防水
この中でも、シート防水やアスファルト防水は、屋上などの大規模な場所に向いている工法なので、
ベランダやバルコニーでは不向きな防水方法です。
【ウレタン防水】
ウレタン防水は、専用のウレタン防水塗料を2回塗り重ねて、しっかりと防水の膜を作る工法です。
仕上げにトップコートと呼ばれる塗料で保護することで、紫外線にも強くなり、
5年を目安にしたメンテナンスであれば、トップコート再塗装のみで済むことが多いです。
【FRP防水】
FRP防水は、ガラス繊維を含むシートで防水層をつくり、最後に樹脂塗料でコーティングする工法です。
ウレタン防水に比べて材料や手間が多くかかるため、金額も少し高くなることがありますが、
お家に合った工法で工事をすることで、防水機能も長持ちしてくれます。
ウレタン防水と同じように、5年毎の点検やメンテナンスをしておくと、
最低限のお手入れで防水効果を維持していくことができるため、お家のベランダ・バルコニーに劣化を見つけたら早めの対処がおススメです!!!
お家の定期的なメンテナンスとして、屋根塗装や外壁塗装を行う必要があり、
塗装工事のお見積書を作成するためには、現場調査が必ず行われます。
その際にベランダの状況を見てくださる施工店さんがほとんどです。
屋根や外壁だけ塗装して、ベランダやバルコニーの傷みを放置してしまうと、
雨漏りが起きて再度工事が必要になってしまう恐れもあるので、セットで工事をするのがおススメです!
ここまでベランダとバルコニーの塗装・補修についてお話してきました!
お家のベランダやバルコニーは、洗濯物を干したり、お家の中にいながら外の空気を吸うことができますが、
傷んでいたり、雨漏りが起きると心配ですよね、、、
リベラルペイントでは、お客様のどんな小さなお悩みもご相談受け付けております!
不明点・不安点ありましたらお気軽にお問い合わせください!!
お読みいただきありがとうございました!