【外壁塗装の必須作業】ケレンの重要性について|[川崎市]外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 リベラルペイント
こんにちは!
リベラルペイントの栗田です!!
本日は、外壁塗装での必須作業
【ケレン】についてお話いたします!
外壁塗装には様々な工程がありますが、ケレンはその中でも非常に大事な工程の一つです。
ケレンを丁寧に行えるか行えないかで、外壁塗装の仕上がりに差が生まれますので、
ケレンをしっかり行うことが大切になります!!
-目次-
1、ケレンって何?
3、ケレンの種類
5、最後に…
ケレン作業は、簡単に言うと「塗装工事を行う外壁のカビや汚れをあらかじめ落とす作業」のことです。
つまり、塗装を行う前の下処理作業にあたります。
塗装工事をする、特に年数が経過している外壁というのは、
目で見ることができない部分にも多くの汚れが蓄積されている可能性が高いです。
ケレンの必要性について、疑問がある方もいらっしゃるかと思います。
ケレンの作業の効果や、役割を下記でご紹介いたします。
①古くなった塗膜を落とす
まず、ケレン作業のはじめの作業は、外壁の古い塗膜を落とすことです。
外壁には、基本的に大なり小なり古くなった塗膜が付着しています。
古い塗膜の上から新しい塗料を塗っても、下にある古い塗膜が剥がれてしまうと新しい塗料も一緒に剥がれてくる可能性が高いです。
それを防ぐために、まずはケレン作業で古い塗膜を落としていきます。
②付着したサビや汚れをキレイに落とす
ケレン作業にはサビや汚れを落とす効果があります。
鉄筋構造の物件には、雨水によるサビが多く付着しており、同時に汚れも数多く付着しているはずです。。
その上から塗料を塗っても、古い塗膜同様、外壁との密着性が損なわれることになるでしょう。
③塗装の仕上がりを美しくするために
汚れやサビ、古い塗膜が付着した状態では、外壁の表面に凸凹があり、新たに塗料を塗っても全体的にデコボコした仕上がりになることが多いです。
木造住宅の場合は、サビはありませんが、古くなった木材も表面がデコボコになりやすいので、キレイに磨きます。
こういった塗装の仕上がりを妨げる要因をすべて取り除くことで、外壁はより美しく、より長持ちしやすい状態にすることが可能です!
美しい塗装をするうえで、ケレン作業は欠かせない工程になります!
ケレンの効果や必要性をご紹介いたしましたが、実はケレン作業はいくつかの種類に分けられます。
こちらも順番にそれぞれの用途と特性を見ていきます。
①1種ケレン作業
外壁の腐食や汚れがかなりひどい場合のみ行われ、一般住宅ではほぼ使用されないケレン作業です。
ブラスト工法と呼ばれる化学処理を行い、外壁に付着した汚れや古い塗膜を落ちやすくします。
専用の機械を使用するため、騒音や粉じんの問題があり、一般住宅街で1種ケレンが必要な状態の場合は、外壁すべてを取り換えるのが一般的です。
②2種ケレン作業
外壁のサビや汚れがひどい場合に行われるケレン作業です。
一般住宅でも行うことが時々あり、塗装の妨げになる汚れやサビ、古い塗膜を落としやすくします。
作業の際には専用の機械を使用することが多いです。
③3種ケレン作業
もっとも一般的なケレン作業にあたるのが、この3種ケレン作業です。
外壁に所々サビや汚れ、古い塗膜が確認できる状態のときに行います。
基本的に手作業用の電動ブラシを使用しながら行うケレン作業です。
④4種ケレン作業
汚れやサビがほとんどない状態の外壁には、4種ケレン作業を行います。
ちょっとしたデコボコを紙やすりで磨く程度の簡単な作業です。
1、スクレーパー(カワスキ)
ケレン作業に欠かせない専用の金属ベラで、物にもよりますが、
フライ返しのような形をしているのが一般的です。
刃の部分を落としたい塗面や、汚れの部分に当て、削ぎ落すようにして使用します。
細かく動かせて、狭い場所にも使用できるので、主に3種ケレン作業に用いられる道具です。
2、ケレンハンマー
ケレン作業時に、金属面の塗装屋サビを落とすために使われるハンマーです。
主に、おなじみの手工具タイプと、動力工具タイプの2種類があります。
3、ワイヤーブラシ
ワイヤーブラシは、塗装の現場以外に、日常的にも使うことがある大きな歯ブラシのような形をしている道具です。
塗装はもちろん、汚れ、サビなどを落とすことができます。
手工具なので、細かな部分の処理や、狭い場所で使用しやすい反面、ブラシ部分が金属でできているため、外壁を傷つける恐れがあるので
注意が必要です。
4、サンドペーパー(紙やすり)
4主ケレン作業で使われることが多いサンドペーパーは、建築や塗装の現場以外に、DIYするときなどに使う紙やすりのことです。
目の粗さに種類があるので、用途によって使い分けることができます。
サビを落とす場合には粗いものを、汚れには細かいものを使用するとよいでしょう。
5、ディスクサンダー
ディスクグラインダーとも呼ばれる道具で、その名の通り、ディスク(円盤)部分でサンドする(研磨する)電動工具です。
6、ブリストルブラスター
比較的新しい、ブラシが付いた電動工具です。
ハンディでありながら強力で、1種ケレンで使用されるブラストと同様の下地処理ができると言われています。
ブラストよりも扱いやすいですが、ブラシの幅が狭く、広い範囲の塗面やサビに対する作業に時間が掛かりやすいため、
用途を選んで使われることが多いです。
7、ウォータージェット
ウォータージェットは、ケレン作業だけでなく、洗浄にも使われる道具です。
高圧で水や温水を塗面に吹きかけ、塗膜を破壊します。
水や温水を吹きかけるだけなので、騒音や振動、粉じんなどが出にくく、
外壁が割れる心配が基本的にありません。
ここまで、ケレンについてお話してまいりました。
ケレンの重要さ、必要不可欠なものだということが伝わっていたら嬉しいです。。!
リベラルペイントの塗装でも、もちろんケレン作業を必ず行い、塗装を致します!
安心して、お任せいただけたらと思います!!!!
ここまで読んでくださりありがとうございました!