【外壁塗装における水性塗料と油性塗料の違いとメリット・デメリット】その②|[川崎市]外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 リベラルペイント
こんにちは!
リベラルペイントの栗田です!
本日は、外壁塗装における
≪水性塗料と油性塗料≫の違いについて、お話していきます!
外壁塗装で塗料を選ぶときに、シリコン塗料やフッ素塗料などの
合成樹脂の成分で選ぶことは一般的です。
しかし、塗料には「水性」か「油性」でも大別することができます。
水性塗料か油性塗料とは、どんな違いがあるのか、
各タイプ別の特徴や、メリット・デメリットを比較しながらご説明していきたいと思います!
-目次-
3.最後に。。。
塗料には大きく4つの成分から構成されます。
①シリコン・フッ素などの合成樹脂
②色味などを含んだ顔料
③防腐剤などを含んだ添加物
上記3つの成分は個体になります。
実際に使用する塗料は液体ですが、上記の3つの成分を薄めるための
【希釈材】が4つめの成分になります。
この塗料成分を希釈する液体が水分であれば、水性塗料。
水以外の液体であれば、油性塗料という形です。
*成分詳細*
・樹脂(粉末状の個体):塗料の主成分となる合成樹脂。
例)アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素など。。
耐候性能をはじめ、塗料の基本機能に関わる成分。
・顔料(粉末常の個体):外壁塗装の色を決める着色剤。
・添加物(粉末状):防腐剤などの添加物
・希釈材(液体):と塗料の成分を薄めているい液体。液体の成分にに水が使用されている場合は水性塗料。
・液体の成分に溶剤(シンナー)が使用されている場合は油性塗料
水性塗料と油性塗料のメリット・デメリットは下記の通りです!
基本的に油性塗料の方が水性塗料よりも性能は高いのですが、
取り扱いが難しく危険性があります。
一方水性塗料の方が油性塗料よりも安全ですが、性能が低くなる傾向があります。
【水性塗料のメリットとデメリット】
水性塗料とは、塗料の成分を希釈する液体に水が使用されている塗料のことです。
>水性塗料のメリット
水性塗料のメリットは、油性塗料と比べると臭いがなく、乾燥して液体が気化しても中身が水分なので人体への影響が少なく安全ということです。
・塗料の臭いが油性塗料よりもきつくない
・水分なので人体への影響が少なく安全
>水性塗料のデメリット
水性塗料のデメリットとしては、油性塗料に比べると、乾燥時間が湿度や気温に左右されやすく、やや塗料の密着性が油性よりも弱い傾向にあることです。
・乾燥時間が油性塗料よりも長い(乾燥時間が湿度や気温に左右されやすいい)
・密着性が油性塗料よりもやや低い
【油性塗料のメリットとデメリット】
油性塗料とは、塗料の成分を希釈する液体に水以外(溶剤・シンナー)が使用されている塗料のことです。
>油性塗料のメリット
油性塗料のメリットは、気化が水よりもしやすいので、乾燥時間が短く湿度や気温に左右されにくい点が挙げられます。
加えて、塗料の密着性が水性塗料よりも強い傾向にあります。
・乾燥時間が短い(乾燥時間が湿度や気温に左右されにくい)
・密着性が水性塗料よりも高い
>油性塗料のデメリット
油性塗料のデメリットとしては、水性塗料に比べると、液体が溶剤(水分ではない)ので、乾燥・気化した際に臭いがきつかったり、吸い込むと人体への影響が考えられることです。
また引火性があるので火器にも十分に注意する必要があります。
・塗料の臭いが水性塗料よりもきつい
・人体や環境への配慮が必要
・引火性があるので火器に注意が必要
以上が水性塗料と油性塗料のメリットデメリットでした!
ここまで、外壁塗装の塗料についてお話してまいりました。
その他、水性塗料と油性塗料の違いと、メリットデメリットはまだまだたくさんあります。
塗料についてもっと知っておくことで、外壁塗装をいざ行う際にとても役立つ情報になると思います!
引き続き、更新してまいりますので、次回の更新もお楽しみにしていてください!
本日もお読みいただきありがとうございました!